福岡県民ならおそらく持っているのではないかと思う西鉄の交通系電子マネーnimoca。西鉄バス、西鉄電車、西鉄グランドホテル、西鉄旅行、ソラリアステージ…数え上げたらキリがないくらい福岡県民がお世話になってる地元企業…いや、福岡県民が支えてると言ってもいいくらいの企業です。
そんな西鉄が発行するnimocaカード
僕も西鉄電車、バスのヘビーユーザーのひとりとしてnimocaカードを使ってました。交通だけじゃなく、西鉄系列のスーパー、レガネット、西鉄ストアなどnimocaで支払ってポイント貯める的な感じだったのですが…不便なことがあります。
チャージが面倒なんです。
定期もいまだに券売機で継続なんです。手元のスマホでチャチャッと済ませたい僕としてはなんともはがゆい。一応nimocaカードにクレジット機能で自動チャージすることは可能なんですが、そうじゃない。
今現在、スマホで交通系の利用を検討すると、suicaかpasmoの二択しかない…そんな僕が、suicaを使用し始めたきっかけが京都旅行なのです。
プラスチックのエクスプレスカードだと残高が少なくなるたびに、どこかでチャージしなければならない。このどこかがネックなのです。しかも現金で。
旅行に行った先で残高気にしながらどこかでチャージしつつ旅するのがなんかわずらわしかったのです。そこでsuicaアプリをインストールしてアップルペイでチャージすることにしました。おかげで旅行中の交通機関の乗り継ぎは快適!このストレスフリー感を味わってしまった日を境にnimocaにさよならしました。
そんなnimocaもアプリがでるかもよ的な記事が書かれたのが2021年の3月
西鉄・林田次期社長「ニモカ、スマホで入金可に」数年内にアプリ
西日本鉄道の次期社長に就任する林田浩一専務執行役員(55)は毎日新聞のインタビューで、ICカード乗車券「nimoca(ニモカ)」にスマートフォンで入金できるアプリを数年内に導入する考えを明らかにした。利用者が窓口や券売機で現金を支払う手間が省け、西鉄にとっても窓口業務の軽減につながる。
数年内って遅い…
もう待てなかったんです。
スマホでチャチャッとチャージしてカードレスを味わってしまうともう戻れないんです。nimocaは完全にサブとしてsuicaの万が一のための控え選手になってしまいました。西鉄バスに乗りながら手元でJR東日本鉄道のsuicaにチャージする軽い背徳感…
nimoca今までありがとう。フェレット対ペンギン 僕の中での静かな動物対決が完結しました。チャージ問題、物理的カード問題を解決したのはペンギンでした。
ただひとつネックなのがsuicaは西鉄定期券が使えない。
もしかするとフェレットには数年後にまた会えるかもしれません。
アプリ待ってます。林田社長。